2011年の新車販売台数
これまでトヨタのというか、日本の新車販売台数を引っ張ってきた「プリウス」が、ついに首位から陥落しました。
それに代わってトップに立ったのが、ホンダのフィットです。
やっぱり、これからはどうやっても小型車が人気出てきますよね。
ちなみに私が乗っているのはシビックTypeRです。
車体価格も安いし、保険も安いし、燃費も良いから維持費も安い。
今の日本人の後ろ向きなマインドに、大型車やスポーツカーという選択肢は、ないということを、きちんと理解しておくことが必要ですね。
2011年1月のランキングでは、フィットが首位、ダイハツのムーブが2位、そしてプリウスが3位です。
いや、もちろんプリウスが首位から落ちたのは、政府が行っていたエコカーに対する補助金がなくなったことも大きく響いていると思います。
でも、それが無くなった途端に、あっさりと首位陥落ということは、今が国民の本音なんでしょうね。
僕は個人的には、プリウスってデザインも、かっこ良くないし、あれが次世代の自動車のモデルとされたら嫌だったんですよね。なので、もっとデザインに優れた自動車が日本を代表する車になって欲しいんですよね。
小型車にしても、なんかコジンマリとしたデザインで、特別、乗りたい気分にならないんですよね。
大型車のデザイン性を持って、もっと小型車のデザインを洗練させて欲しいです。
それに比べると、外国の車ってデザイン性があって、乗ってみたいと思わせるんですよね。
そりゃ、性能や安全性は日本車の方が上かもしれないですけど、これからはそれだけじゃ日本人の消費意欲をそそれないと思います。
価格が売れる要素
フィットってスモールカーを代表する一台になりましたが、やはり売れた要因は価格ではないかと思います。
なんといっても120万台なんです。
デフレでお財布の紐が固くしまっている日本人家庭でも、必要だったら買っちゃおうか!
と思わせられるのが、私はこの120万円台という価格だと思うのです。
このラインが絶妙です。
100万円だと利益が出ないですし、80万円だと新興国で売られてる価格帯なんです。
ですから、もし今後さらに値段が下がってきた場合は、新興国と色々な意味で差がなくなってきたということなのかもしれません。
世界の新車販売価格をチェックしていくのも面白いかもしれないですね。