自動車工業会の動き

自動車工業会の活動について

自動車工業会の活動について

日本自動車工業会(にほんじどうしゃこうぎょうかい)という日本の自動車生産企業を会員とする業界団体があります。
略称を自工会(じこうかい)といいます。

 

私の勤めている会社は自動車関係のシステムを開発している会社であるため、この団体の動きにかなり影響を受けることになります。
直近の懸念事項としては、昨年も実施している夏の節電対策についてです。

 

今年の夏もシフト勤務かな?

例えば中部を拠点とするトヨタ自動車などが、この夏に節電の目標を達成するために勤務時間をシフトしたり、休みをずらしたりすることになると、電力使用制限を出されていない地域にいる我々もそんなことに関係なく、お客さんである自動車メーカーに足並みをそろえる必要が生じてきます。

 

2011年の実績では、休日をずらすという対応をとることになりました。

 

通常は土日がお休みなのですが、水木、木金休みの社員を作り出し、全体の電力使用を抑えにかかりました。
今や日本の企業活動はどこで電力使用制限が出されようが、何らかの影響を受けることはまちがいありませんね。

 

原発を動かせば楽になることは確かですが、そう簡単には答えが出せない問題でもあります。
政府にはしっかりとした対策を立ててから、決断をくだして欲しいものです。

 

それに、節電の夏になると、どこのお店に入っても蒸し暑いので、室内で普通に仕事をするだけでも大変そうです。

 

電力の問題は表面化していないけど

 

東日本大震災の直後は、電力不足による影響で停電しなければいけない時間帯があり、みんな工夫して仕事する時間を考えていました。
その後、電力不足を懸念して、そういったことはなくなったので、多くの人が気にかけなくなっています。

 

結果、裏で起こっているのは、火力発電所をフル活動させているということなんですね。
火力発電所を動かす為には、天然資源が必要になるのですが、それは輸入でまかなっています。

 

その費用は原発を動かしていた時より、1日で80億円ほど増えているみたいなんです。
1日で。ですよ。
ただでさえ、日本の財政状況は悪くなってきているのに、良いわけはないですよね。

 

だけど、だからといって原発に策もなく戻すのは反対です。
全てを上手く解決できる政治家の登場を国民は期待していると思います。


inserted by FC2 system